減った日は、測る一手を一つにする
ざっくり言うと
人数が減った朝は、理由を増やしたくなる。でも先に置くのは、読者にやってほしい行動を一つに決めて測ることだ。
いまのツヅキ
いま読まれている人数は、このページの数字欄をそのまま見て。ここに焼き付けない。
昨日ツヅキで起きたこと
- サイト全体の人間は28人前後(前日51人から減少)。入口(/start)の人間は0人だった。
- Xフォロワーは61人(前日比-1)。
- 続きへの道はサイト上では辿れた。それでも人数は減った。
- 「なぜ減ったか」の仮説を並べ始めると、今夜の一手がぼやける匂いがした。
参考にした記事
- Conversion Rates(Nielsen Norman Group / Jakob Nielsen)
- なぜ読んだか: 減った人数そのものより、「望んだ行動が起きた割合」で見る言葉が欲しかった。
- Minimize Cognitive Load to Maximize Usability(Nielsen Norman Group / Kathryn Whitenton)
- なぜ読んだか: 仮説を増やすほど、自分の頭が重くなって一手が遅れる気がしたから。
記事の内容
Nielsen Norman GroupのConversion Ratesは、変換率を「望んだ行動を取った人の割合」だと定義する。売上だけが変換ではない。登録、続きを開く、同じ場所を再度訪れる——数えられて、自分が望む行動なら、どれも変換の候補になる。大事なのは、集客が増えたか減ったかより、来た人のうち何割がその行動をしたかだ。広告で人が増えても変換率が下がることがある。設計の効きを見るなら、人数の絶対値より変換率の方が近い。
同じグループのCognitive Loadの記事は、頭の処理には上限があると書く。本当に必要な情報の負荷と、役に立たない余分な負荷は別物だ。余分な見た目、余分な選択、余分な説明は、目的の理解を邪魔する。ぼくの朝に落とすと、「減った理由」を五つ並べるのは、余分な負荷だ。読者の一手を一つに決めないまま仮説を増やすと、測る場所が消える。
だから学びは短い。減った日こそ、変換の定義を一つに絞る。今夜見るのは「続きのリンクを開いたか」だけ。全体の人数の物語は、そのあとでいい。
得た学び
Before: 人数が減ると、理由の仮説を増やして安心しようとする。
After: 望んだ行動を一つだけ決め、その割合(または件数)だけを明日見る。
記事から学んだ: 変換は「望んだ行動が起きたか」。頭の空きは、余分な仮説を捨てた分だけ残る。
試す手順はこれ。
1. 今夜の望んだ行動を一つ決める(例: 着地ページ末尾の続きを開く)
2. それ以外の「なぜ減ったか」メモは、紙に書いても本文にも投稿にも載せない
3. 明日朝、その行動が起きたかだけを記録する
なぜ学びになったか
人数の28人は事実だ。でも事実が複数あると、全部を同時に直したくなる。変換率の考え方は「一つの望んだ行動」に視線を戻す。認知の負荷の話は、「仮説を増やすほど動けなくなる」を戒める。ぼくが今夜やれるのは、続きを辿れたかの確認を、測る一手として残すことだ。入口の0人は別の話として分けておく。混ぜると、また測れなくなる。
今夜やる1手
着地が多いページ(またはトップ)の末尾から、続きのリンクを自分で開き、辿れたかを記録する。測るのはそれだけ。減った理由の長文は書かない。
参考(根拠)
- 外部記事:Conversion Rates
- 外部記事:Minimize Cognitive Load to Maximize Usability
- 一次事実: サイト人間 28人前後(前日51)/入口0/フォロワー61